いつもみなさん、ありがとうございます。
このことは1972年6月4日付の公明新聞で報道されました。
そして同年6月6日、公明党訪朝団は朝鮮対外文化連絡協会との結んだ共同声明を発表。この共同声明で公明党は、北朝鮮が「主体(チュチェ)思想」を指針として社会主義建設に大きな進歩を遂げたことを認め、評価しています(公明新聞、昭和47年6月7日付)。
私は公明党がどの国と外交的に仲良くしても構わないと思いますし、どんな政治理念を持とうが自由だと思います。多くの外交ルートを持つことは大切なことでしょうし。
私の疑問はむしろ現在の東アジア情勢において、公明党がなぜ北朝鮮の非核化等の政治問題について積極的に北朝鮮にアプローチをせず、あたかも北朝鮮との関係が最初からなかったように振舞うのかという点にあります。
2017年11月23日、公明党の山口那津男代表は韓国の文在寅大統領と会談した際、「日本国民は大変な恐怖を覚えている。単なる話し合いではだめな段階だ」と指摘し、北朝鮮に対して圧力をかけ続ける認識で文氏と一致しています(産経新聞、2017年11月23日)。
もしも北朝鮮との外交ルートが公明党内に存在するなら、単にアメリカや韓国と連携して圧力をかけ続けるだけではなくて、積極的に公明党が東アジアの安定のために動く、あるいはなんらかの訪朝や関係改善のための会談等をするべきではないかと私などは思うんですね。