気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

公明党と北朝鮮。





いつもみなさん、ありがとうございます。
さて今回は公明党北朝鮮の関係についてです。



1972年(昭和47年)5月〜6月に竹入義勝氏を団長として、公明党訪朝団は北朝鮮を訪問。竹入義勝氏らは金日成国家主席と会見しています。
このことは1972年6月4日付の公明新聞で報道されました。


そして同年6月6日、公明党訪朝団は朝鮮対外文化連絡協会との結んだ共同声明を発表。この共同声明で公明党は、北朝鮮が「主体(チュチェ)思想」を指針として社会主義建設に大きな進歩を遂げたことを認め、評価しています(公明新聞、昭和47年6月7日付)。



また1997年(平成9年)10月9日、金正日氏が朝鮮労働党の総書記に就任した際、公明党の藤井富雄氏は祝電を送っています(公明新聞、平成9年10月10日)。


2000年(平成12年)8月10日〜12日、東順治氏を団長とする公明党の有志訪朝団が北朝鮮を訪問。その後、同メンバーは14日に東京千代田区の朝鮮会館を表敬訪問しています。
この時に公明党側は神崎武法代表の「近い将来に公明党の正式な訪朝団を派遣したい」という伝言を伝え、朝鮮側からも積極的な回答が得られたそうです(朝鮮新報、2000年8月18日)。



私は公明党がどの国と外交的に仲良くしても構わないと思いますし、どんな政治理念を持とうが自由だと思います。多くの外交ルートを持つことは大切なことでしょうし。
私の疑問はむしろ現在の東アジア情勢において、公明党がなぜ北朝鮮の非核化等の政治問題について積極的に北朝鮮にアプローチをせず、あたかも北朝鮮との関係が最初からなかったように振舞うのかという点にあります。


2017年11月23日、公明党山口那津男代表は韓国の文在寅大統領と会談した際、「日本国民は大変な恐怖を覚えている。単なる話し合いではだめな段階だ」と指摘し、北朝鮮に対して圧力をかけ続ける認識で文氏と一致しています(産経新聞、2017年11月23日)。


もしも北朝鮮との外交ルートが公明党内に存在するなら、単にアメリカや韓国と連携して圧力をかけ続けるだけではなくて、積極的に公明党が東アジアの安定のために動く、あるいはなんらかの訪朝や関係改善のための会談等をするべきではないかと私などは思うんですね。
それがないままに、北朝鮮との関係が最初からなかったかのように公明党が振舞うのならば、それは公党としての信義に欠けることになろうかと思います。