気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

現場での過去の創価学会への認識のズレ。





いつもみなさん、ありがとうございます。



さて現場の活動家さんから以下の興味深い報告がありました。



その方の支部では新入会に至った20代の若い男子部がいるのだそうです。
なかなか青年層の入会という事例は聞かれないので、すごいなぁなんて思ったのですが、結構事態は深刻でした。



20代・新入会の彼は最近改訂された小説『人間革命』を読んでいるのですが、過去の創価学会組織に関する認識でズレが出てきてしまい、組織幹部が対応に苦慮しているのです。



まず戸田会長の御書講義についてです。
戸田会長が当時はタバコやお酒を嗜みながら講義をしていたことは周知のことなのですが、これが現今の小説『人間革命』では削除・改変されており、幹部が「戸田会長はお酒を飲みながら御書講義をしていたんだよ」と教えても「そんなことは嘘だ」の一点張り。



加えて昔の創価学会が軍隊風の「部隊長」とか「参謀室長」等の名称であったことも、彼は信じようとせず、全てなかったことになっています。例えば現在の『人間革命』では「池田参謀室長」は「池田室長」とされています。



つまり今の小説『人間革命』しか読んだことがない若い世代は、戦後間も無くの頃から今と同じ組織名称で活動していたのだと"誤解"する若い世代が急増しているのです。
そして現場の幹部がその対応に苦慮しており、どうしたらよいかわからない現状が出てきてしまっています。



こういった状況により、男子部の幹部さえ新入会の若いメンバーの指導を忌避する人が増えているとのことです。
つまり古い版の『人間革命』と、現行版『人間革命』で記事に削除・訂正・改変があり、それにより世代によって創価学会に対する認識に齟齬が出てきてしまっているのです。



ここ今になって、『人間革命』の削除・改変が、結果として現場組織の指導の混乱を生んでいます。新入会メンバーはただでさえ少ないはずなのに、それらのメンバーで過去の創価学会のことを知ろうとするメンバーは意図的に避けられているという現状が見られてきました。