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「儒教における孝養」
「池田哲学とは何か」
例えば大塩平八郎は陽明学です。陽明学の考え方から行けば「政府が悪いことをしている。だから政府を倒さなければならない」となります。武士が陽明学を学ぶと幕府に反抗する人が出てきます。だから徳川幕府は朱子学だったのでしょう。つまり大義名分をあれこれ議論すればそれでよいと。幕府はそれなら安泰なわけです。
公明党は政権与党になってしまっています。そしてその政府に対して多くの国民には不満があります。それなら「そんな政府は倒そう」と行動するのが陽明学であり、同時にそれは日蓮の発想でもあり、かつての創価学会、戸田や池田氏の発想だったのです。
多くの学会員さんはそのことに気づかない。つまり自身の思想的な陥穽に自ら気づくことができなくなっています。思想的な陶冶が浅く、文献による検証や思索が組織内では軽視されているからです。
多くの創価学会幹部は「理屈よりも行動だ」と言います。「仏法は観念ではない。実践だ」とも言います。
しかしそれらの発想は陽明学にすぎません。