いつもみなさん、ありがとうございます。
さて現在の創価学会では初代・二代・三代の会長が「永遠の指導者」だとしています。
言わば牧口、戸田、池田を根本の拠り所として、そこに信心の血脈観を求めてしまったのだと思いますが、私などはかつての創価学会の昭和52年路線に戻っている印象を受けます。
「向こう二十五年間の、わが青年部の運動、実践の基本思想として、次の三項を青年部最高会議の協議に基づき、提案いたします。
まず第一に仏法に説く師弟の道を貫くことであります。
遠くは、日蓮大聖人と日興上人という峻厳なる師弟の道がありました。
一切の法皆是れ仏法であるが故に、その原理、方程式を第二代戸田会長は、初代牧口会長を師として、創価学会の血脈の師弟の道をつくられた。仏法に説く現当二世とは、即ち『現』とは師、『当』とは弟子であります。また師匠とは原理であり、弟子とは原理を応用、展開していく意義であります。そこにこの世で最も尊くして強靭な、師弟不二〜〜二にして不二の、いわゆる二にして二でないという、他の世界にはみられぬ尊い姿が、存立しておるのであります。