気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の非活メンバーによる語り

任用試験の範囲。





いつもみなさん、ありがとうございます。
さて今回は毎年のように行われる任用試験(本年2017年は11月26日)で、創価学会が会員さんにいったい何を具体的に学ばせようとしているのか、『大白蓮華』2017年9月の任用試験特集号の中身を要約・整理してみたいと思います。この試験範囲は先日の聖教新聞(2017.9.12)の4面にも掲載されていました。


まとめると以下の感じになります。



1、御書『生死一大事血脈抄』2行分。
同抄は真蹟不存。「血脈」という語は日蓮の真蹟遺文に存在しない概念。信憑性の低い文献を2行読ませて、日蓮がほとんど使ったことがない「血脈」を学ばせる。


2、御書2行。「法華経を信じる人は冬のごとし。冬は必ず春となる。」以上。


3、御書3行。「法華経の剣は信心のけなげなる人こそ用いることなれ。」「負けるな!」「勝て!」以上。


4、日蓮の生涯を概観。生誕、立宗、『立正安国論』提出、松葉谷の法難、伊豆流罪、小松原の法難、『十一通御書』、竜の口と発迹顕本、佐渡流罪、塚原問答、二月騒動、三度の国主諫暁、身延入山、三大秘法、熱原の法難と出世の本懐、入滅、五一の相対、以上。


5、南無妙法蓮華経は「宇宙と生命の法」であり「成仏の根本法」である。根元の法が自身の生命を貫いている。あとは「生命」「生命」「生命」しか書いていない。凡夫も本来は妙法そのものとのこと。


6、即身成仏。法華経になんら説かれていない即身成仏の無理な主張。日寛の引用、我が身即日蓮という主張。


7、煩悩即菩提と生死即涅槃。戸田会長の相対的幸福と絶対的幸福。


8、立正安国と広宣流布創価学会こそ唯一の広宣流布をすすめる和合僧団であるとのこと。


9、十界論、三証、信行学、三障四魔、三類の強敵、宿命転換(日蓮真蹟に宿命の用例は存在しない)、転重軽受(法華経ではなく大乗涅槃経の思想)、願兼於業と池田氏の「宿命を使命に変える」という指導。


10、信心即生活。功徳と罰論、諸天善神、異体同心(異体同心についての池田氏の指導)、人の振る舞い、不軽菩薩のこと。


11、創価学会の歴史。牧口氏は神札を拒否。謗法厳戒を初代会長が貫いたことを強調。戦争に対して明確に反対したかどうかは記述されていない。戸田会長の75万世帯折伏昭和32年9月8日の原水爆禁止宣言、翌33年3月16日の広宣流布の模擬試験、池田会長就任、平和文化教育の運動、SGI発足、トインビー対談は人類の教科書等々、賞賛と顕彰、平成25年の大誓堂落成、創価学会常住御本尊のこと、以上。


12、大石寺批判。「法華経の敵を責めてこそ成仏」第二次宗創問題の経緯、法主信仰と大石寺血脈観の批判、御本尊根本への強調、血脈の本義は万人に開かれた信心とする主張、僧俗差別や化儀の悪用への批判、大石寺僧侶の腐敗堕落を批判、以上。





以上が、『大白蓮華』(聖教新聞社)2017年9月の任用試験特集号の43〜118ページのおおよその内容です。まとめるのに時間がかかるかと思ったらものの20分程度で終わりました(笑)。
この任用試験に合格すると創価学会では教学部の「助師」になるわけなんですが、これで「世界最高峰の生命哲学」とか「法華経最勝」とか自信満々に主張して大丈夫なんでしょうか。



生死一大事血脈抄』は真蹟不存で、日蓮真蹟に「血脈」の用例もないのにそのことに言及もなく、信心の血脈というものを学ばせる。
そもそも「転重軽受」は法華経ではなく涅槃経の思想なのにその言及もない。
熱原の法難が出世の本懐の動機となったことを強調しているのに、その出世の本懐が具体的に何なのかについては何も触れられていない。
南無妙法蓮華経は「宇宙と生命の法」であるという不思議な主張。


まあこれらが創価学会の教学の基本なんだそうです。活動家のみなさん、どうぞがんばってくださいませ。私は正直に言うとあまりここから学びたいと思うことが見出せません。