気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の非活メンバーによる語り

日有はまだ日蓮本仏説ではない。





いつもありがとうございます。
ところで私は創価学会大石寺の唱える"日蓮本仏説"というものは大石寺9世日有が言い出したものとは考えていません。


日蓮本仏説の萌芽」


この中で書きましたが、そもそも日有は『有師化儀抄』において日蓮本人を「当宗の本尊」としています。このことから日有は「日蓮=本仏」説をとっているとは言えないと私は考えています。


日蓮を「末法の釈迦仏」とするのは保田妙本寺の日我の『化儀秘決』であって、おそらくは16世紀の頃です。
その後の大石寺日精は御影堂を建立しましたから、大石寺自体は17世紀に入ってもまだ日蓮本尊説を採っていたと私は考えています。


大石寺において日蓮本仏説が現れるのは26世の堅樹院日寛からであり、おそらくは保田の「日蓮=釈迦仏」説が先行して大石寺流入し、後に日寛がそれを教学体系として確立したということでしょう。そもそも日寛は細草檀林の出身です(日寛は1689年に25歳で細草檀林で修学しています)から、中古天台口伝法門で言われる「天台=本仏」「釈迦=迹仏」説を換骨奪胎し、現在に繋がる大石寺教学を作ったのだと考えています。


日蓮本仏論について」


しかしながら日蓮自身が釈迦を「本仏」として釈迦仏に題目を唱えていたことは事実なのであって、例えば『祈祷抄』(真筆曽存)でも「釈迦仏独(ひとり)・主師親の三義をかね給へり」(御書1350ページ)としています。
他にも真筆遺文中で日蓮は「本仏とは釈迦である」ときちんと書いて残しています。


釈尊を本仏とする文証」