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創価学会の非活メンバーによる語り

天台宗の法華曼荼羅。

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いつもみなさん、ありがとうございます。



ところで、天台宗真言宗には密教における「法華曼荼羅」というものが存在します。




天台宗真言宗で言われる「法華曼荼羅」とは中央に八葉の蓮華を描き、多宝塔を置きます。その左右に釈迦多宝が並んで釈迦の弟子たちも並んでいます。つまり密教における法華曼荼羅とは法華経迹門前半14品における菩薩などを表したものなんですね。



日蓮の文字曼荼羅とはこれを本門後半14品に置き換え、末法という時代に即応したものとして書かれたものと考えられます。
ですから、曼荼羅という語を使う時点で、それはすでに密教の影響下にあるのであって、天台宗真言宗における法華曼荼羅日蓮的解釈なんです。



私は「末法」という語は中国仏教で生まれた概念に過ぎないと考えています。そもそも「末法」という語は鳩摩羅什訳の法華経では安楽行品と分別功徳品の2箇所に現れますが、サンスクリット本では「消滅の時」と訳される語で、「末法」という語で語られる法滅尽のようなニュアンスはありません。また正法・像法・末法という三時の立て分けが最初に言われたのは南岳慧思(515〜577)の『立誓願文』だとされています。



要するに日蓮自身は南岳慧思、そして天台智顗などの中国仏教を学び、末法思想についても肯定をし、その立場に立って天台宗における「法華曼荼羅」を「末法」の時代に即応したものになるように書き直したということなのです。