気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の非活メンバーによる語り

そもそも日蓮は宗派を立てたのか。





日蓮の立宗宣言は建長5年とされていますが、そもそも日蓮自身に"立宗"という意識があったのかというと、これは検証の余地が大いにあるかと思います。


確かに日蓮は生前に「大師講」という組織を立てていました。
しかしながら、たとえば『妙密上人御消息』には「日蓮は何らの宗の祖にあらず」と説かれていまして、自身の手による独自の宗派を設立したという意識は持ってなかった可能性があります。



実際、文永期の「大師講」は本来「天台大師講」であって、天台三大部の解説と法華経の講義、唱題行がされていたことから考えても、立宗は日蓮独自の教えを建てたというより、釈迦の本来の教えとは法華経であるという、思想的な宣言だった可能性があります。



そもそも日蓮の意図は久遠実成の釈尊を根本にして、法華経を中心としたあらゆる教えの体系化にあったわけで、最澄の考えた総合宗派としての天台宗を、題目の五文字に置き換え、末法衆生のために簡略化したものと推測されます。


とすると、日蓮の意図は、最澄が本来しようとしてできなかった法華経の題目の呪術化でしょう。
そもそも「曼荼羅」も「即身成仏」も真言で用いられる言葉です。
大日ではなく、法華経寿量品における久遠実成の釈尊、そして題目の五文字を根本にすることで、真の真言の思想は法華経にあるとしたわけでしょう。



法華経陀羅尼品では真言に見られるような呪術思想があります。法華経の名を受持するものが法華経の功力を受けるというのは、陀羅尼品における「受持法華名者福不可量」の解釈であり、法華経の中から真言思想を引っ張り出して、即身成仏を可能にしたということなのでしょう。