気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の非活メンバーによる語り

御肉牙について。




どこの宗派でも、宗教というものは神秘的で非科学的な教義を持つものですが、それでも日蓮正宗の教義で次の三つは私には本当にわかりません。


1、日目再誕説
2、御秘符
3、御肉牙



これらを真面目に信じていた創価学会や戸田会長の見識を疑いたくなります。だいたい戸田会長は元々は学校の先生じゃないですか。


今回は「御肉牙」について書いておきます。前回のブログでも少し紹介しました。
「御肉牙」とは何なのか、戸田城聖氏の会長講演を直接に読んだ方がわかりやすいでしょう。そのままぜひ読んでください。かつての創価学会日蓮正宗講中としてこれを信じていたんですね。
今も信じている人なんているんでしょうか。
私には到底信じられません。
戸田会長がどうしてこれを信じて、こんなに本気で話しているのでしょう。昭和31年1月31日の本部幹部会での戸田会長の発言です。

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法主上人のお代替わりを期して、私として二つしたいことがある。一つは日昇猊下への御報恩と、もう一つは、お山に、これはまあいろいろな企画があって、全支部員まではいくまいと思うが、四月の二十日以降、月末までに拝観させていただきたいと願いを出しているのですが、それはなにかというと、初めて聞く人もあると思うが、御本山には、御肉牙という秘宝がある。これは前代未聞の秘宝です。
身延がどんなことを言おうと、立正佼成会がホラをふこうとも、この御肉牙だけは、どこを捜そうともない。身延の連中は、どこかに御肉牙はあると言っているが、あったとしても、この本物の御肉牙は、お山だけにしかない。
御肉牙というのは、日蓮大聖人様のお歯である。どこにでもあると思うが、あったとしても枯れてしまった歯だけである。ところが、いろいろの古文書により、あるいはまた古老の話を聞いて、詳細はまたの機会にし、かんたんに申し上げると、ある時、日目上人が大聖人様のおかたわらにいられると、大聖人様のお歯がグラグラしておられ、その歯をとり、それを日目上人に差し出された。日目様は、これを衣の袖で受け取りあそばされた。そして、これには、下のところに肉がついていた。この肉がぜんぶ、広宣流布の時には、歯を包まれるだろうと予言あそばされている。
これは文書にない。言い伝えによるので、いずれ詳しく発表されると思うが、私のうかがっているところでは、年々肉が太って増えていく。これは医学上説明のできないことだと思う。見ないものはウソだと言う。悪口を言うものは、それがウソでないとするならば、日興上人は残酷な人だと言う。それは、仏立宗の発行する『日蓮正宗早分かり問答集』にある。『なんと日興上人は残酷な人である。大聖人様が死ぬという時に、歯を抜いてしまった』と書いてある。話したのなら間違いだといえるが、ちゃんと印刷してある。知らないものほど、こわいものはない。これが仏立宗という邪宗だ。
このお肉は、しだいにふえて、歯を包んでいる。私が最初に拝んだ時は六百五十年遠忌の時であります。その時には、このくらい、マッチ棒の先ぐらい、お歯が出ていたが、他の部分はほとんど包んでいた。次の機会には私は行かれず、先代の牧口先生が行かれたが『まだ包まっていないが、上のほうにイボのようなものが出ていたよ』と言われた。ところが、七百年祭の時、拝んだが、歯はすっかり包まっていたのです。ただ、裏のほうの歯が見えていた。うらはまだ包まれていなかった。今度はどうなったかわかりませんが、これがですね、ガラスのなかに入れてあり、それを金でつくった宝塔の中に入れ、それをまた箱の中に入れ、それを、もう一つの箱の中に入れ、長びつの中に入れてある。なにも御飯などあげるわけではないのですが……。たしかに生きている。まことに不思議である。
明治の初め、西郷隆盛の弟、西郷従道が文部大臣かなにかになった時、この御肉牙をもってこいと命じられた。しかし、これは、ご本山ではそんなことはできない。広宣流布の時の現証であり、秘宝である御肉牙を持ち出すわけにはいかない。文部省の人がきて、ふたりで手にとって見たが、なんともいいようのないものだったが、帰ったら四十度の熱を出して、うなったそうだ。
これは世界のどこにもない不思議なものである。妙である。この実態を見たならば、広宣流布は間違いない。明らかである。広宣流布されてしまえば、消えてしまうもので、いまこそ拝む時期である。将来のために、記録もはっきりとっておきたい。まあ人数の制限もあろうが、奉安殿に、コの字の形式にずらりと並び、そうとう範囲で見えると思う。そうすると、なかなか歩かないのですよ。だまっていれば、何分でも動かない。
あとが続かない。仮に、それを一日十時間、以前は一日最高三時間でしたが、拝ませていただくとして、一万人が登ったとしても、一万人も汽車では運べぬから、歩いていって拝むとしてもです。一時間に一千人、一分間にはそれを六十で割ると、三十何人が回っていかねばならない。そうでもして、数多くの方に拝んでもらいたいと、こう思います。
さきほどの猊下への御報恩と、御肉牙の拝観だけは、四月までに、ぜひやりたいと思う。孫子の代まで語り草に、広宣流布のしるしですから、御肉牙を拝観しなさいよ。」
(昭和31年1月31日、本部幹部会にて、豊島公会堂。『戸田城聖先生講演集下』収録。創価学会昭和35年刊)

 


そんなこと、私は信じません。
見る気にもならないですし。



なんでそんなもの、真面目に信じたのでしょうね。
宗教学者島田裕巳氏は戸田会長を評して「酔っ払い」と言われたそうですが(笑)、まあそれは措くとして、戸田会長は酒飲みながら平気で講義もする、大らかで人間味のあるおもしろい方でした。
ですから、戸田会長という方は、勢いでずいぶん大雑把なことを言って述べる。戦後に日本にやってきたマッカーサーは戸田会長によると「梵天さま」らしいですけど、本当でしょうか? 



やや脱線しますが、だから戸田会長が「創価学会仏」と言ったということを金科玉条のようにするのはやめた方がいいと思うんですね。
戸田会長の発言もそろそろ再検討した方がよい頃です。戸田氏によれば御本尊は「幸福製造機」だそうですけど、私にはとてもそうは思えませんし。



ちなみにこの御肉牙については、大石寺48世日量の『富士大石寺明細誌』にちゃんと記録されてあります(『富士宗学要集』第5巻335ページ)。ただこの文献は1823年(文政6年)に書かれたものとされ、これ以外に「御肉牙」について書かれた文献は存在しない。蓮祖滅後541年間、誰も言及していないものなのに、こんなの信じるんですか? しかもこの記録をよく読むと「広宣流布の時には歯が光りだす」そうです!!!!(笑)  ホンマでっか!?
もう笑い話でしかないんですけど、この伝説について日蓮正宗の方は本気で信じていらっしゃるんでしょうか。



こんな教義もどうかと思いますが、それを本気で信じていた戸田会長にも驚かされます。そして当時の創価学会の会員もこれらを信じていたということですものね。
ちなみに昭和31年、戸田会長はこの「御肉牙」について公開して記録に残してほしいという請願書を宗門に提出しています。この請願書には宗内の僧も名を連ねていまして、その中の一人に阿部信雄(しんのう、現阿部日顕氏)氏の名前も見えます。



戸田会長の言葉は、そろそろ再検討しましょう。
創価学会が現世利益の信心から今ひとつ脱却できない遠因の一つに、戸田会長の「御本尊=幸福製造機」発言も関係していると私には思えてなりません。
















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